アコギにまつわる音楽映画・音楽ドラマまとめ8選
Gerd AltmannによるPixabayからの画像

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秋の夜長、いかがお過ごしでしょうか?
アコギ練習のお休みに、アコギにまつわる映像作品などいかがでしょうか。

この記事では、アコースティックギターが物語の主軸となる名作映画やドラマをまとめています。
伝記ものやライブドキュメンタリーを加え始めるとあまりに数が膨大になりそうですので、
あくまでオリジナルストーリーのものに絞ってまとめております。

世界最大級の映画・ドラマのデータベースサイト、IMDbの評価点数も参考としています。
(音楽映画などのジャンルものは低くなりがちではありますが、あくまで目安です)
⇒IMDbのページへ

 

ブランカとギター弾き(原題:BLANKA)

 

『ブランカとギター弾き(BLANKA)』はフィリピンを舞台とした2015年公開のイタリア映画です。
イタリア映画なのですが、監督は日本人の長谷井宏紀さんが務めています。

少女ブランカとギター弾きのピーターの姿が胸に来ます。
ギター弾きのピーター役を演じたピーター・ミラリさんは、
フィリピンのストリートで流し演奏をする本物の現地のストリートミュージシャンでした。
本作公開後残念ながら急逝されたそうです。

IMDBの点数こそ6.9点と決して高くはありませんが、唯一無二の魅力があります。

 

 

ギター弾きの恋(原題:Sweet and Lowdown)

『ギター弾きの恋(原題:Sweet and Lowdown)』は、1999年公開のアメリカ映画です。
『アニー・ホール』、『ミッドナイト・イン・パリ』などのアカデミー賞受賞作品で知られる、
ウディ・アレン監督作品でもあります。

本作の舞台設定は1930年代。
ソロギターの歴史においても欠かすことのできない伝説的ジャズギタリストのジャンゴ・ラインハルト。
その次に上手いと自称する、ジャズギタリスト主人公役をショーンペンが演じています。

しっかり時代背景に合わせて「マカフェリギター」で演奏されているところも非常に見どころですね。

IMDBでは7.2点となっております。

 

 

はじまりのうた(原題:begin again)

 

『はじまりのうた(原題:begin again)』は、2013年公開のアメリカ映画です。
ケルト音楽等の民族音楽で知られるアイルランドのダブリン生まれのジョン・カーニー監督作品です。

パイレーツオブカリビアンなどの出演で知られる、キーラ・ナイトレイが主演をしています。
もともとは全米でも5つのシアターでのみの公開でしたが、口コミで話題となり大ヒットとなった経緯があります。
またマルーン5のアダム・レヴィーンががっつり出演していることでも知られています。

若きミュージシャン・シンガーソングライターの挫折と再生を描きます。

IMDBは7.4点となっています。

 

 

once ダブリンの街角で(原題:once)

 

『once ダブリンの街角で(原題:once)』は、2007年公開のアイルランドの映画です。
上述のアイルランドのダブリン生まれのジョン・カーニー監督の音楽映画で、
世界的な成功を収めた出世作となっています。

アイルランドのストリートミュージシャンの主人公が起点となってストーリーが進んでいきます。
美しいアイルランドの街並みと音楽の町らしい風景などもふくめて非常に魅力的な作品です。
なにより音楽が美しく、心が震えます。

IMDBは7.8点と評価もしっかりと高い作品です。

 

 

イエスタデイ(原題:yesterday)

 

『イエスタデイ(原題:yesterday)』は、2019年公開の英米映画です。
『トレインスポッティング』や『スラムドッグミリオネア』で知られるダニーボイル監督と、
ラブコメの名作『ブリジットジョーンズの日記』や『ラブアクチュアリー』の監督でも知られるリチャード・カーティスの共作で話題になりました。
日本国内では、まさかの英語圏版の「なろう小説」系ストーリーでも公開当時話題になりましたね。

シンガーソングライターのエド・シーランが本人役で出演していることでも知られています。
IMDbは6.8点です。

 

リメンバー・ミー(原題:coco)

 

『リメンバー・ミー(原題:coco)』は2017年公開のCGアニメーション映画です。
トイ・ストーリーシリーズで知られるピクサー制作ですので完成度は非常に高く、
IMDb上でも8.4点と非常に高評価となっています。

メキシコに住むミュージシャンを志す少年ミゲルが、
死者の国へ迷い込むというところからストーリーが展開していきます。

劇中の登場ギターはクラシックギターですが、演奏描写のリアルさは流石ピクサーです。

 

2gether(原題:2gether)

 

2getherは2020年公開のタイのBLドラマです。
放映当時Twitterで非常に話題となっておりました。
本作を通じてアジア圏のBLドラマを見始めた方も多そうですね。

大ヒットを受けて続編の『still 2gether』および総集編プラスアルファの映画版まで制作されました。
本作の原作構想に大きな影響を与え、劇中BGMをバックアップしたタイのスピッツこと、
Scrubbの音楽も非常に爽やかでかっこよく、
グランジ以前のオルタナティブロック好きやブリットポップ好きにも非常におすすめです。

IMDb上でもドラマとして高得点の7.7点をマークしています。

筆者も個人的にハマった者のひとりで、主題歌や挿入歌のソロギターを当時よくコピーしておりました。
アコギ初心者の方にも非常におすすめな描写が多いですよ。

 

カーマインストリートギター(原題:Carmine Street Guitars)

 

『カーマインストリートギター(原題:Carmine Street Guitars)』は、2018年公開のドキュメンタリー映画です。
ニューヨークで愛され続けるとある小さなギターショップの一週間を追った作品。

取り壊された歴史のあるニューヨークの廃材で作り上げる、すべて一点もののギターたち。
映画監督のジム・ジャームッシュやジャズギタリストのビル・フリゼールなどなど豪華なカスタマーが来店します。

IMDbは7.2点です。

 

おわりに

アコースティックなギターにまつわる映画とドラマに絞っても名作が結構ありますね。
見終わるころにはきっとギターが弾きたくなっていますよ。

 

 

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