冬に演奏するギターは指先に負担がかかってしまいます。
アコギの場合は弦が太いためさらに指先が辛くなりがちです。
加えて近々ではコロナ対策に換気もたくさん行っているので指先の冷え対策が必要になるシーンも多々あります。
指というか手を暖めないとうまく運指ができません。
寒さが強いまま演奏無理やりはじめると指先を痛めて触れなくなる時間が増える危険も。
こちらの記事では手軽に手を温めてギターの演奏をしやすくする方法を解説します。
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冬のギターの練習に/ハンドウォーマーを使う
冬のギター演奏の際に手軽かつ安価に手と指を温めるには、
「ハンドウォーマー」が役に立ちます。
ハンドウォーマーは指ぬきがされた手袋です。
田舎のかわいらしいおばあちゃんみがありますが現代のアイテムです。
冬のかじかむ手を温めるには手や指ををこすり合わせたり息を吐きかけたりしがちですが、
実は手首を温めることでより効率的に体温を上げることができます。
こちらのハンドウォーマーを使うと手首を中心に保温され、
指先は出ているのですが付けているととても暖まります。
冬の編み物の際に手を温めることや手汗の防止にも役に立ちますが、
ギターにもおすすめです。
指が長く出るタイプのものであればつけながらでも演奏が可能です。
指板側の人差し指だけバレーコードやセーハで押さえる際に根本が引っ掛かりやすいので、
ここだけ切ってしまうか折り込んでおくと楽に演奏できます。
素材はコットン100%やシルク100%だと厚みもなく、肌触りもよくて使いやすいです。
手汗防止にもなりますので便利です。
一つで安価に何役もこなしてくれるのでとてもおすすめです。
冬のギターの練習に/他の指のあたため方
手っ取り早くぬるま湯やお湯で暖めると指先がもちろん暖まりますが、
風呂上がりの指先のように皮膚が柔らかくなり、指が動くようになってもすぐに演奏がしずらくなってしまいます。
いくつかご紹介します。
室温をあたためる
当たり前すぎますが、演奏をする室温をしっかり高めておきましょう。
練習時間を先に決めてしまっている場合は、
演奏する部屋の暖房の「入りタイマー予約」などをしておくのも忘れてしまわなくて良いですね。
やっぱり部屋自体が暖まっていると、指先が冷え切るということもありません。
手首をあたためる
とにかく手首をあたためてみましょう。
手の指先・先端の冷えには、意外なことに手首を暖めることが一番効果が早いです。
(余談ですが同様に足の爪先の冷えには足首の暖めが効果的です)
ホッカイロを持って手袋してというのも手っ取り早いですが、
外出の予定がある場合ならともかく毎回シート剥がしてニギニギするのも面倒かと思います。
そんなときはもともとはオフィス用品として普及しておりますが、
USBで加熱できる手袋などもあると便利です。
そのまま手をあっためてPCの作業もできるので、
TAB譜を作成したり、音源を確認したりにもそのまま移れます。
まとめ
冬場は寒くて指先が辛いかったり、
抱えたときにアコギのボディがひんやりして億劫になったりもします。
工夫をこらして変わらず楽しんでいけるといいですね。